調査審判は異端それとも真理⁉️
- hosanaministry

- 6月23日
- 読了時間: 6分
更新日:6月25日

調査審判は、最も狙われている教理です。今日のブログは、アドベント・ディフェンス・リーグ(https://youtu.be/Wavrzin-ZnE?si=mg31V6Y5SCRklLQj )と「大争闘」第28章からのメッセージです。
人々はそれは、聖書にはそんなこと書かれていない、あるいは、根拠がない、と言って非難します。三天使のメッセージは偽りという人もいます。永遠の福音と呼ばれているにも関わらず、何とも不思議な話です。
「大争闘」の第28章を見ると、副見出しは、八つあります。

これは大変わかりやすいと思います。これを見るだけで、聖書を読んでいる方ならば、その内容を思い出されることと思います。天の大法廷は、ダニエル7:9-10、天の書物は黙示録20:12、という具合に。
ポイントとなる聖句が必ずあります。
さて、ここでは5番目の「調査審判と罪の除去」のみ扱いたいと思います。必要な部分では私たちの大弁護士であるキリストにも触れると思いますが、特に調査審判に関して学びたいと思います。
キリストが来られたのは、裁くためではなく、救うために来られました(ルカ19:10、ヨハネ3:17、マタイ18:11)。このことを念頭におくべきですね。
「調査審判」という言葉はどこからやってきたのでしょうか。
1コリント4:4、パウロの言葉ですが、「わたしは自ら省みて、なんらやましいことはないが、それで義とされているわけではない。わたしをさばくかたは、主である。」
この、「さばく(judge)」をストロングのコンコーダンスで、調べると、ギリシャ語の言語の意味は、「調査、調査する(investigate)」となっていて、パウロの言っている意味がもっとわかりやすくなります。つまり「私を調査する方は主である」という意味になります。このことは、非常に強い証しになるのではないでしょうか。「調査審判(investigate judgement)」はあなたを調査して、調べて裁きますよ、判断しますよという意味になります。

キリストは私たちを救うために来られたわけですから、罪から離れなさいと言われています。それは、私たちの名前が命の書に書かれなければならないからです。消されるようなことのないようにしなければなりません。ホワイト姉妹はつぎのように書いています。

「慰めの時」とは、「後の雨」のことです。つまり、聖霊を受けるのです。罪が除去されて聖霊を受けます。これは命に関わる事柄なので、よく学んでおいていただきたいと思います。
モーセの幕屋での「贖いの日」に行われる事柄や、象徴的アザゼルのヤギ、すべては永遠の命を与えるために主が定めらた教えです。ヘブル9章にわかりやすく書かれています。レビ記では23章の後半に書かれています。
調査の働きは、2300日の終わる1844年にキリストが天の聖所に入られた時(ヘブル9:11)から始まりました。
『審判が指定されていた時、すなわち、二三〇〇日の終わる一八四四年に、調査と罪の除去の働きが始まった。これまでにキリストの名を唱えたことのある者はすべて、この厳密な審査を受けなければならない。生きている者も死んだ者もともに「そのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって」裁かれる。』

*黙示録2:23を見てみます。これはキリストご自身の語られた言葉です。
「また、この女の子供たちをも打ち殺そう。こうしてすべての教会は、わたしが人の心の奥底までも探り知る者であることを悟るであろう。そしてわたしは、あなたがたひとりびとりのわざに応じて報いよう。」
ここで使われている「探り」でも、言語の意味は上記の「裁き」と同様の、「調査する」になっています。キリストご自身が報酬を与える前に調査しますよ、と言われています。
*黙示録11:18-19
『18 諸国民は怒り狂いましたが、あなたも怒りをあらわされました。そして、死人をさばき、あなたの僕なる預言者、聖徒、小さき者も、大いなる者も、すべて御名をおそれる者たちに報いを与え、また、地を滅ぼす者どもを滅ぼして下さる時がきました」。
19 そして、天にある神の聖所が開けて、聖所の中に契約の箱が見えた。また、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴と、地震とが起り、大粒の音が降った。』
黙示録の聖句をまとめると、11章では、「死人を裁き・・、報いを与え(る)・・・時がきました」、2章では、「探り・・わざに応じて報いよう」、つまりイエスは、調査して判断して報いを与えます、と言っているのです。報いの前に調査します、と言っています。
19節には、天の聖所に契約の箱が見えます。キリストの裁きの場所は天の聖所の契約の箱の前です。そこで彼は判断を下されます。契約の箱の中には、十戒の板があります(申命記10:1-4)。
他には、詩篇でのさばきの使い方は美しく詩的に表現されています。
*詩篇139:23-24
23 神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。
24 わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に導いてください。
23節の「探って」も調査するの意味です。ですから調査審判という概念は、新約聖書だけでなく、旧約聖書、すなわち聖書全体の概念でもあるわけです。さらに、24節では「悪しき道のあるかないかを見て」「とこしえの道に導いてください」とダビデは書いていますが、これは調査審判が終わった後でしか永遠の道に入れないという意味ではない、とも言えます。
アダムとエバの物語では、彼らに判決が下される前に、調査が行われたのです。ヘブル語では「car」であり、これは「詳しく調べること」となっています。
*使徒行伝24:25
「そこで、パウロが、正義、節制、未来の審判などについて論じていると、ペリクスは不安を感じてきて、言った、「きょうはこれで帰るがよい。また、よい機会を得たら、呼び出すことにする」。
パウロは「未来の審判」があることをペリクスに語っていました。彼は恐れています。
三天使のメッセージには、「裁きの時が来た」(黙示録14:7)と書かれています。私たちは今、その裁きの時に生きています。同じ14:14-15を読むとイエスの再臨があることがわかりますので、審判は再臨の前に行われます。
多くの人々は調査審判を何か恐ろしいものとして捉えていますが、大弁護士であられるお方は死なれて、復活され、天で取りなしをし、私たちが命を得られるようになされているのです。悔い改めて、キリストと和解をしなければなりません。それが彼のお目的です。
*詩篇76:8-9
「あなたは天からさばきを仰せられた。神が地のしえたげられた者を救うために、さばきに立たれたとき、地は恐れて、沈黙した。」
神が裁きに立たれたのは、何のためですか? 「地のしえたげられた者を救うため」でした。調査審判は、何か罪の証拠を見出して、罰を与えるのではなく、真の目的は、ここにある通り、真の神の民を救い出すためでありました。救われたくない人までも救うのです。それが審判の美しさです。多くの人々がこのような正しい調査審判の目的、神のご品性を学んでいただきたいと心から願います。
アーメン‼️
アクセスありがとうございます。
祝福と憐れみがありますように。




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